後飾りとは
2024.10.29
みなさんは、葬儀後に必要な後飾りがどのようなものかご存じでしょうか。
聞いたことはあっても、具体的には知らないという方も多いでしょう。
今回は、後飾りについて説明します。
▼後飾りとは
後飾りとは、葬儀を終え自宅に戻ってきた遺骨を、一時的に祀る祭壇のことです。
「自宅飾り」や「中陰祭壇」とも呼ばれ、通夜や葬儀に参列できなかった方々にお参りしてもらう場所でもあります。
■手配方法
後飾りは葬儀社のセットプランに含まれていることもあるため、事前に確認しておきましょう。
また、ご自身での作成も可能です。
■設置場所
後飾りの設置場所は、基本的に仏壇の前に作ります。
もし仏壇がない場合は、部屋の北側か西側に置くようにしましょう。
■飾り方と飾る期間
飾る期間は宗教により異なり、仏教であれば49日間・神道であれば50日間です。
キリスト教には明確なルールがなく、カトリックやプロテスタントでも期間が異なります。
後飾りに必要な物も宗教や宗派により異なるため、それぞれに合わせた祭壇やお供え物を用意しましょう。
■片付けのタイミング・処分方法
仮の祭壇であるため、忌明けや納骨のタイミングで片付けます。
処分方法については各自治体のルールに従い処分することもできますが、ご自身での処分が難しい場合は、葬儀会社によっては引き取りも可能です。
葬儀会社へ事前に相談をしておくといいでしょう。
▼まとめ
後飾りとは、葬儀を終え自宅に戻った遺骨を一時的に祀る祭壇のことで、祀る期間は宗教や宗派により異なります。
後飾りの手配はご自身で用意するか、葬儀社に依頼することも可能です。
また、宗教や宗派により必要なものが異なるため、事前に確認しておきましょう。
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