忌服期間とは
2024.06.01
忌服とは近親者が亡くなった場合、一定の期間喪に服すことです。
本来肉親や親戚の死に対し、一定期間ご自身の行動を慎むことをいいます。
この記事では、忌服期間について知っておきたいことをご紹介しますので参考にしてください。
▼忌服期間とは
■具体的な忌服期間
具体的な忌服期間は次の通りです。
・配偶者…10日
・父母、養父母…7日
・子、養子…5日
・祖父母、兄弟姉妹…3日
・孫、伯叔父母…1日
・配偶者の父母…3日
・配偶者の祖父母、兄弟姉妹…1日
▼忌服期間中に注意すること
■お祝い事などの華やかな席への出席は控える
結婚披露宴や祝賀会など、お祝い事への出席は控えるのがマナーです。
忌服中であることを告げて丁重にお断りしましょう。
ただし最近では父母や子・同居親族などが他界した場合を除き、出席するケースも増えてきています。
相手との関係性を加味したうえで決めてもよいでしょう。
■神社への参拝・祭事への参加も慎む
特に神道の場合、死とのかかわりを避ける慣習があるため、神社への参拝をはじめ、祭事への参加や初詣なども控えるようにしましょう。
お正月のしめ縄や門松・鏡もちなどの正月飾りは飾らず、おせち料理やおとそなどの用意もしないのが慣習です。
■忌服期間に年越しが重なった場合は年賀状を控える
年賀状を送るのを控えるだけでなく、受け取ることもお断りしましょう。
前もって年賀の挨拶ができないことを詫びる手紙を出し、喪に服していることを明記して、12月上旬までには届くようにしましょう。
ただ、忌服期間が過ぎている場合はお詫びの挨拶状は不要です。
▼まとめ
忌服期間とは、近親者が亡くなった場合一定の期間喪に服することで、故人との関係性によりそれぞれ期間が異なります。
お祝い事・神社への参拝などは控え、故人の死を悼みましょう。
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